
介護の原点を体感できるユニットケア制度
ユニットケアを体験すると、本当にびっくりされると思いますよ。 これから介護の仕事を目指す方も、介護職でキャリアを積んできた方にも、きっと良い体験になると思います。
- 里山の家木島平 ケアマネージャー
- 永峯 京子Kyoko Nagamine
介護の原点を体感できるユニットケア制度
ケアマネージャとして、里山の家の現在入所されている29名のご利用者様の施設計画サービス、ケアプランを作成をやらせていただいております。
こちらに来てからまだ1年ぐらいですが、以前は特養ではなくて介護老人保健施設というところで13年ほど勤めていまして、そこでも7年ぐらいケアマネージャをしていました。
ここにきてびっくりしたのが、まずご利用者様が中心、主体になっていることを感じました。
ユニットケアもそうですし、スタッフがご利用者様のことをいつも考えている、家族みたいに接しているとすごく感じました。
最初に入った時は「いつオムツ交換しているかな?」と思うくらい気付かなかったです。
それくらい自然な流れで介護ができるというか、本当に流れている時間が違うような感覚になりましたね。
スタッフとご利用者様のご家族も密にコミュニケーションをしていて、時々担当者会議にご家族の方にも会議に参加していただいたりしています。
日々の様子を担当のスタッフから、「〇〇さんはこんな感じで過ごしてますよ」とか、「ご飯こんな感じで食べてますよ」と伝えることができたり、体調面でも「体重今これぐらいで、〇〇さんちょっと太りました」とかそんな話もして、ご家族の方も面会の時だけでなく普段の様子も知っていただくことができて、なかなかこういう施設はないと思います。
まずはご本人の様子をみて、どんな風に暮らしたいですか?って聞くことにしています。
答えてくださる方もいれば、自分からなかなか伝えられない方も多いので、ご家族に普段家にいるときの様子や前の施設の様子をお聞きするようにしています。
カラオケが好きな方であれば、カラオケにはどんどん参加してもらえるようにプランを作成したり、一人ひとりに向き合ってプランニングするよう心がけています。
また、少しでもいい状態でご利用いただけるように本当に毎日少しずつですが、目標を立てることも大切ですね。
私は人と人の縁を大事にしたいと思っているのでご利用者様本人はもちろんご家族の方やスタッフも含めて「縁を感じるケア」をコンセプトにしています。
うまく言えないんですが、それが大切にしていることですね。
ここはもともと北部小学校という学校だったんですが、地域密着型の施設なので、ご利用者様も卒業生が多いです。
住みなれた地域で見慣れた景色に囲まれて生活ができます。
「高社に今日雪降ったな」とか、「もう3回降ったからそろそろ麓も降るな」とかそういうことを感じながら生活できるっていいなと思います。
私は海辺で育ったので、自分だったら生まれ育ったところで海を見ながらとか想像するとちょっと楽しくなりますね。
それと一緒で、ご利用者様にとって高社山の話題が多いので、特別な思い入れの深い山が見えていいと感じます。
若い方は特にですけど、いろんな施設を経験してみることは介護の仕事をする上でとても大切なことだと思います。
ユニットケアを体験すると、本当にみなさんびっくりされると思いますよ。
介護の原点というか基本に戻って、ご利用者様主体でケアすることができる施設というのは他にはなかなかないので、
これから介護の仕事を目指す方も、介護職でキャリアを積んできた方にも、きっと良い体験になると思います。
実際に働いている先輩たちを見てみよう
みゆき福祉会で活躍する先輩スタッフにインタビューしました。
「お仕事内容は?」「現在の目標は?」「職場の雰囲気は?」などなど、素朴なギモンにお答えします。
平成会小島病院では現在下記の職種を募集しております。